SSブログ
電気自動車とは

ガン細胞消滅、「TOPK(タンパク質)」のみを攻撃する新薬、中村教授が開発 [医療]

ガン細胞消滅、「TOPK(タンパク質)」のみを攻撃する新薬、中村教授が開発




米シカゴ大学医学部の中村祐輔教授と創薬ベンチャーオンコセラピーサイエンス社

(川崎市)が、細胞分裂する際に重要な役割を果たしている「TOPK(タンパク質)」

を抑制しガン細胞の分裂を抑え、ガンを消滅させる画期的な治療薬の開発に成功

しました。

9-1101.jpg

開発期間は研究開始から10年をかけて「一人でも多くの患者を救いたい」

との中村教授の強い思いにより開発成功にこぎつけた治療薬のようです。

従来の抗ガン剤は、ガン細胞と正常な細胞を同時に攻撃するために

吐き気、抜け毛などの重度の副作用に悩まされ場合が多く、この副作用

からの解放を目指して「TOPK(タンパク質)」のみ攻撃するように

新開発されているようですよ。

動物実験では、人のガン細胞を植え付けたマウスに「TOPK(タンパク質)」を攻撃

する新薬を投与した結果、ガン細胞は消滅し、28日後に完全に消滅したとの成果

を得て新薬の有効性を確認している。


ガンの分子を攻撃する、分子標的治療薬をめぐっては、世界に比べ日本の製薬技術

が出遅れています。

今回の成果は、日本人研究者と日本企業が開発似携わる、大きな成果と言えます。

中村教授は「今回の薬は30万個の化合物からスタートし可能性のあるものを

探し続けて2種類の薬を作り出した。正常な細胞をほとんど攻撃しないため

重篤な副作用が出ないことが期待される。ゲノム解析によって病気の原因を

探り、それを抑える分子標的薬が可能になってきた。」と語っています。

実用化をめざして、今後臨床試験を計画しているようです。

治療の難しい、乳ガン、血液のガン、白血病患者を対象としています。

「TOPK(タンパク質)」攻撃の有効性を検証します。

中村教授は平成23年に内閣官房「医療イノベーション推進室」のトップに

就任し、日本初の創薬をめざしたが、政府の財政的なあと押しがなく、1年で

辞任し、東大教授の職を捨てて、24年から新薬の研究開発環境が整っている

シカゴ大学に移籍しています。

昨年25年には、オンコ社と共同研究で、ガン幹細胞の増殖を抑える別の分子

標的薬の臨床試験を米国で開始しています。

ガンの一種の、滑膜肉腫に対する臨床試験はフランスで進めています。

中村教授は「駆け出しの外科医時代に救えなかったガン患者さんがいる。

一家の大黒柱を失った家族の悲しみにも立ち会い。その無念さを晴らすために

創薬に挑んでいる」と新薬開発に駆り立てる経緯を語っている。

日本での年間のガン死亡者数が37万人、罹患者数88万人「TOPK(タンパク質)」

を攻撃しガンを完治出来るとなると、相当数の方を救えることになりますよね。

この新薬が実用化されれば、ノーベル賞級の成果になるのではないでしょうか?

相当数の方がこの薬を待ち望んでいます。

まさにガン患者にとっては希望の星ですね。

早ければ、来年度中の実用化が可能ということです。

臨床試験が順調に進んでくれれば良いですよね。




スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。